近代法システムと批判 : ウェーバーからルーマンを超えて

書誌事項

近代法システムと批判 : ウェーバーからルーマンを超えて

中野敏男著

弘文堂, 1993.11

タイトル別名

近代法システムと批判 : ウェーバーからルーマンを超えて

近代法システムと批判 : ウェーバーからルーマンを超えて

タイトル読み

キンダイ ホウシステム ト ヒハン : ウェーバー カラ ルーマン オ コエテ

内容説明・目次

内容説明

法‐規範の批判を可能にする理論的・実践的基盤は何か。〈根拠なき時代〉の状況を真正面から受けとめウェーバーとルーマンを対比的かつ内在的に読み解き法社会学・法哲学・現代倫理学の領域に新たな視界を開く。

目次

  • 序章 近代法システムの批判可能性を求めて
  • 第1章 近代的法秩序の文化意義への問い—ウェーバーの行為論的概念戦略(価値自由の社会学と秩序形成の文化意義;法秩序への問いの問題構成;権利と法の構造的反転と文化意義の個性;法秩序の物象化と分立化;「法と権利の動的な拮抗」という視座)
  • 第2章 法システムの分立化とシステム論的正義の射程—ルーマンのシステム論的概念戦略(ポスト存在論的時代状況と法システムの分立化;実定法システムの統一性とパラドックス;システム論的正義とオートポイエシスの隘路;道徳のコミュニケーションとその反照的構造化)
  • 終章 実定法システムと批判のコミュニケーション

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN09946583
  • ISBN
    • 4335150318
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    v, 276p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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