律令政治と官人制

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律令政治と官人制

野村忠夫著

吉川弘文館, 1993.12

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律令政治と官人制

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リツリョウ セイジ ト カンジンセイ

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Description

日本の律令制は、浄御原令によって体系が形づくられ、大宝律令で完成される。その内の官人法の形成は、律令体制成立の中心的な環の一つであった。本書は、官人制とその歩みの実態を解明するとともに、律令支配機構の中枢である太政官の事務を総括した弁官局を分析し、律令制に立脚した奈良朝の政治過程を追究する。

Table of Contents

  • 1 律令制と官人法(日本律令の官人法;律令位階体系をめぐる断章三題—上正六位上、引唱・考唱不参、浄御原令の官位相当制;律令官人の選限と秩限—その変遷と問題点)
  • 2 大弁官と弁官(大弁官の成立と展開—大弁官から弁官局へ;弁官についての覚え書—八世紀〜九世紀半ばの実態を中心に;九世紀後半の弁官について—「弁官についての覚え書」補考)
  • 3 奈良朝の政治過程(中納言遷任—和銅元年三月の人事大異動をめぐって;律令的行政地名の確立過程—ミノ関係の木簡を手掛りに;献物叙位をめぐる若干の問題—各政権の政策と官人構成の視角から;養老令の仲麻呂修整加筆説をめぐって;仲麻呂政権の一考察—律令官人の動向を中心に)

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