昭和の名人豊竹山城少掾 : 魂をゆさぶる浄瑠璃

書誌事項

昭和の名人豊竹山城少掾 : 魂をゆさぶる浄瑠璃

渡辺保著

新潮社, 1993.9

タイトル別名

豊竹山城少掾 : 昭和の名人 : 魂をゆさぶる浄瑠璃

タイトル読み

ショウワ ノ メイジン トヨタケ ヤマシロ ノ ショウジョウ : タマシイ オ ユサブル ジョウルリ

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内容説明・目次

内容説明

近代浄瑠璃の完成者とされる山城少掾は、しかし一方で「古きに還す」ことをも主張した。“風”とはなにか。彼のはたした近代化とはなんだったのか。「太十」、「道明寺」、「寺子屋」など13の名曲に斬新な解釈をほどこしながら、その芸の本質に迫る。

目次

  • 焼け跡の四ツ橋文楽座—忠臣蔵七段目
  • 明治十一年、東京浅草—葛の葉子別れ
  • 法善寺の師匠—沼津
  • 合三味線三代目清六—又助住家
  • 古きに還す—堀川
  • もう一つの、女の顔—合邦
  • 風への道—引窓
  • 家族の崩壊—太功記十段目
  • 新櫓下豊竹古靭太夫—熊谷陣屋
  • 山城少掾受領—道明寺
  • 四代目清六との袂別—寺子屋
  • 因会と三和会—山の段
  • 消えて行く「文楽座」—二月堂

「BOOKデータベース」 より

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