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市場と地域 : 歴史の視点から

秋元英一, 廣田功, 藤井隆至編

日本経済評論社, 1993.11

タイトル読み

シジョウ ト チイキ : レキシ ノ シテン カラ

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内容説明・目次

内容説明

歴史的に見て地域と国民国家と国際社会は、何らかの「市場圏」を媒介とした緊張関係にあったが、近年の世界経済はECのように国民経済、国民国家のわくをも越える「統合」、すなわち国際的な地域主義を生み出そうとしている。地域と市場(圏)を歴史の文脈の中で問い直す。

目次

  • 第1章 スミスの歴史理論における「個体認識」について—「段階移行」と地域の問題
  • 第2章 地域主義の倫理的基礎—柳田国男著『遠野物語』の経済思想史的意義
  • 第3章 共同体理論再考—共同体再評価論を手がかりに
  • 第4章 ジャワのヨーマンリー?—農民甘蔗作発展史序説
  • 第5章 アメリカ経済史と経済発展論
  • 第6章 反穀物法運動の地域的基盤をめぐって
  • 第7章 使用者団体の再編と地域—1870年代イギリス機械産業に即して
  • 第8章 一九世紀ドイツにおける農業奉公人—バイエルンを中心として
  • 第9章 クラーク清算—ヴォルガ 1930年
  • 第10章 戦間期フランスのヨーローッパ経済統合構想
  • 第11章 第二次大戦期におけるレジスタンス運動の戦後統合構想—ヨーロッパ統合への本格的端緒

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN10024474
  • ISBN
    • 4818806900
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 318p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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