メタフィクションの謀略
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書誌事項
メタフィクションの謀略
(ちくまライブラリー, 95)
筑摩書房, 1993.11
- タイトル読み
-
メタフィクション ノ ボウリャク
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注記
文献: 巻末p12-28
内容説明・目次
内容説明
ハイテクが浸透し、現実がますます仮想現実と化してきたいま、文学は何をたくらんでいるのか?トマス・ピンチョン、筒井康隆、ルーディ・ラッカー、沼正三、スティーヴ・エリクソンらの小説を手がかりにした、ヴァーチャル・リアリティ時代の比較文学論が幕を明ける。
目次
- 序章 メタフィクションの覇権主義
- 第1章 V2・デッドヒート—トマス・ピンチョン『重力の虹』とポストモダン・リアリズム
- 第2章 〈怪物〉たちのよみがえった夜—筒井康隆『虚航船団』以前・以後もしくは超虚構工学
- 第3章 ピムとアリスとスチームパンク—ルーディ・ラッカーの『空洞地球』あるいはトランスリアリスト・メタフィクション
- 第4章 畜権神授説—沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築
- 第5章 マドンナはクリントンと寝ない—スティーヴ・エリクソンArc d’xとメタヒストリカル・ロマンス
- 終章 末だ語りえぬメタフィクションたち
「BOOKデータベース」 より