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山を考える

本多勝一著

(朝日文庫)

朝日新聞社, 1986.2

Title Transcription

ヤマ オ カンガエル

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Description and Table of Contents

Description

いまの登山界は、非常に危険な時代にある。交通が発達し、装備がよくなっているせいもあって、誰でも簡単に山にはいれるようになり、実に拙劣な遭難がふえている。…きちんとした分析や評価がないまま時間が経過すると、その遭難はロマンと化し、死者は英雄となる。ときには、非情とも思えるほど、鋭い切りこみで、遭難を分析している。これをよく読めば、甘い気持ちで山へ出かけるようなことはできなくなってしまうだろう。

Table of Contents

  • みんなが登るから
  • 「創造的な登山」とは何か
  • 飯田高校山岳部長 渡辺衛先生
  • ヒマラヤ堕落論
  • 山と職業
  • 北海道の山を空から見れば
  • 都会における山
  • 山は死んだ
  • アルプスの山と人
  • 西欧の山岳会と遭難対策
  • ヨーデル
  • 遠かったゴサインタン
  • 登山における「記録」の意味
  • 遭難の報道記事
  • 無知と加害者を支援する無知
  • 遭難と磁石
  • 「〈創造的な登山〉とは何か」余録
  • 『ジョージ=マロリド』書評
  • 50歳から再開した山歩き

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Details
  • NCID
    BN10111499
  • ISBN
    • 4022608161
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    269p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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