オリンポスの柱の蔭に : 外交官ハーバート・ノーマンのたたかい
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オリンポスの柱の蔭に : 外交官ハーバート・ノーマンのたたかい
(現代教養文庫, 1466 ベスト・ノンフィクション)
社会思想社, 1993.11
- タイトル読み
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オリンポス ノ ハシラ ノ カゲ ニ : ガイコウカン ハーバート ノーマン ノ タタカイ
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内容説明・目次
内容説明
欧米人学者による近代日本学の金字塔ともいうべき業績を遺し、カナダ外交官として占領期日本の民主改革に尽したハーバート・ノーマンは、1957年、カイロで投身自殺を遂げる。エジプト駐在大使として、中東危機打開に奔走するさなかの死であった。GHQのある第一生命ビル表玄関。そこに立つギリシア神殿風石柱の蔭で赤狩りの謀略が渦巻く。ノーマンを追いつめたものの正体と、冷戦初期の時代の暗部が、綿密な取材で描かれ、再現される。
目次
- プレリュード 1945年秋・東京
- 再開
- 解放者
- 感傷旅行
- 迂回路
- 首席の椅子
- 内戦
- 危険な収穫
- 夏の終り
- インタリュード 冬の軽井沢
- 逆風
- 朝鮮戦争
- 審問
- 最初の証言
- スエズ危機
- ナイルの死
- ポストリュード 1957&85年・カイロ
「BOOKデータベース」 より