さんせう太夫考 : 中世の説経語り
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書誌事項
さんせう太夫考 : 中世の説経語り
(平凡社ライブラリー, 35)
平凡社, 1994.1
- タイトル読み
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サンショウ ダユウ コウ : チュウセイ ノ セッキョウ ガタリ
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内容説明・目次
内容説明
死と蘇生の物語群を担い歩いた説経の者たち—。卑賎視の一方、畏怖されもした漂泊の民の両義的なありかたと語られた物語の構造とを照らし合せ、侵犯し救済する〈芸能の力〉をとらえる。
目次
- 説経序説(簓説経から浄瑠璃説経へ;講説説経から簓説経へ)
- 第1章 「さんせう太夫」の構造
- 第2章 「しんとく丸」と母子神信仰の世界
- 第3章 「小栗判官」—侵犯・懴悔・蘇生
- 第4章 「かるかや」と聖の世界
- 第5章 「愛護の若」と説経の終焉
- 補論 在地の語り物と漂泊の文学
「BOOKデータベース」 より