匂ひがさね幻想 : わが愛の源氏物語
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匂ひがさね幻想 : わが愛の源氏物語
関西書院, 1990.10
改訂
- タイトル読み
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ニオイガサネ ゲンソウ : ワガ アイ ノ ゲンジ モノガタリ
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注記
浮舟年譜:p328〜334
内容説明・目次
内容説明
紫式部は色彩を自在に駆使し、きびしい身分秩序、一夫多妻下の悩める女たちの風姿、心の深層に色を重ね合わせている。本書は、〈紅・赤・蘇芳・葡萄・紫・萌黄・藍・朽葉・にび…〉など、王朝の「色」による源氏物語へのアプローチである。
目次
- 序章 歴史の証人紫式部—その栄光と苦悩
- 第1章 女君のカルテ(非適応の系譜;出家による現世離脱グループ;幸いびと;女君総括;女君の性格分析)
- 第2章 匂ひがさね幻想—花の女ぎみ
- 第3章 いかなりける夢にか—身分秩序と愛のはざまで(空蝉;夕顔;六条院冬の御方;女三宮;大君;二条院対の御方;浮舟)
「BOOKデータベース」 より