プルトニウム : 核時代の危険物質をいかに扱うべきか
著者
書誌事項
プルトニウム : 核時代の危険物質をいかに扱うべきか
ダイヤモンド社, 1993.12
- タイトル別名
-
Plutonium
- タイトル読み
-
プルトニウム : カク ジダイ ノ キケン ブッシツ オ イカニ アツカウ ベキカ
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注記
日本語版解説: 高木仁三郎
参考文献: p259-272
内容説明・目次
内容説明
プルトニウムは最強の猛毒物質である。それは20世紀に人間の手で作り出された。その半減期は2万4000年。われわれは今後、人類の全歴史の何倍にもわたる長い時間、この物質がもつ放射能の遺産とつきあっていかねばならない。本書は、プルトニウムをめぐる世界の現状と最新の知見をまとめた報告書であり、プルトニウムの問題を考える際の基礎となるものである。各国政府の秘密主義を乗り越える綿密な調査と研究によって、以下の点が明らかにされている—。
目次
- 第1章 プルトニウムとはなにか
- 第2章 プルトニウムの生産と使用
- 第3章 プルトニウム生産による放射性廃棄物
- 第4章 タンクの爆発—キシュチムの惨事
- 第5章 高レベル廃棄物貯蔵タンクの爆発と火災
- 第6章 高レベル廃棄物の長期的管理
- 第7章 核兵器の解体とプルトニウムの処分
- 第8章 冷戦後のプルトニウム
- 第9章 要約と勧告
- 付録(核物理および放射線生物学の基礎知識;用語集)
「BOOKデータベース」 より