書誌事項

天武天皇出生の謎

大和岩雄著

(臨川選書)

臨川書店, 1993.10

タイトル読み

テンム テンノウ シュッショウ ノ ナゾ

並立書誌 全1
注記

六興出版1987年刊の改訂

内容説明・目次

内容説明

天智天皇の“実弟”という定説に対し『日本書紀』の子細な検討によって異を唱え、謎の解明に挑む力作。書紀の意図的な創作の根拠を浮き彫りにする。

目次

  • 最近の天武天皇出生の謎についての諸見解
  • 1 なぜ、天武天皇は兄の天智より年長か
  • 2 天智天皇の兄の漢皇子と大海人皇子の接点
  • 3 漢皇子の父高向王と高向臣・高向漢人
  • 4 大海人皇子は「東宮大皇弟」ではない
  • 5 なぜ、二三年間も中大兄皇子は「皇太子」か
  • 6 天武・持統天皇とつながりをもつ当麻真人
  • 7 天命開別天皇(天智)と東宮大皇弟(天武)のセット化
  • 8 乙巳の変の主役になった鎌足の虚像
  • 9 漢皇子と大海人皇子を別人化した現実的原因
  • 10 建国紀元年の辛酉と養老五年の辛酉
  • 11 天武天皇の出自をめぐる問題点

「BOOKデータベース」 より

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