ドイツの青春
Author(s)
Bibliographic Information
ドイツの青春
みすず書房, 1993.12
- 1
- 2
- Other Title
-
Erinnerungen und Gedanken : eine Jugend in Deutschland
- Title Transcription
-
ドイツ ノ セイシュン
Available at 162 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
- Volume
-
1 ISBN 9784622033608
Description
トーマス・マンの第3子として生まれ、『近代ドイツ史』で知られる歴史家の自伝的回想である。1909年に誕生した著者の幼児期から、第1次世界大戦、ヴァイマル共和制を経て、1933年のヒトラーの政権掌握の時代までをいきいきと語る。マン家の人々—父トーマス、母カチア、才気煥発な姉エーリカ・兄クラウス、弟妹たち—と、伯父ハインリヒなどの親族を抑制された筆致で描き、『魔の山』を創出する重要な契機も明らかにされる。そして両親からの独立の過程で経験することども—ボーイスカウト活動、ザーレム校の寄宿学寮生活、ミュンヘンでの大学生活の開始、ベルリンでのリカルダ・フーフとの親交、炭坑労働…。なかでも寄宿学寮長クルト・ハーンとの出会いは、著者の生き方に永続的な影響を与えることになる。稀有な魂の成長の記録。
Table of Contents
- 1 序幕
- 2 戦争
- 3 泣く、笑う
- 4 読む
- 5 恐れ
- 6 死、初めてのとき
- 7 脱出の試み
- 8 ザーレム
- 9 ドイツでの学生時代
- 10 汎ヨーロッパ運動
- 11 ベルリン
- 12 もう一つの体験
- Volume
-
2 ISBN 9784622033615
Description
ミュンヘン、ベルリンでの大学生活を経てゴーロ・マンは、1929年ハイデルベルク大学に入る。ここで、著者の「考え方に最も大きな影響を与えた」カール・ヤスパースと出会った。エルゼ・ヤフェー・リヒトホーフェン、マリアンネ・ヴェーバー、グンドルフ、リッケルト、ヘッベル、シュヴァルツシルトなどの人物像、一緒に住んでいた友人の自殺といった出来事を描きながら、叙述は「最後の長い一年」と題される最終章でクライマックスを迎える。国会議事堂炎上。マン家のお抱え運転手の裏切。政治警察の手に渡ったトーマス・マンの日記を取り戻そうとする必死の努力。ドイツを出て亡命生活へ。当時の日記と証言から、事態の緊迫感がありありと伝わってくる。著者の生きた瞬間が彷彿とする本である。
Table of Contents
- 13 ハイデルベルク
- 14 カール・ヤスパース
- 15 フリードリヒ・ヘッベル
- 16 ハイデルベルクと危機
- 17 レーオポルト・シュヴァルツシルト
- 18 最後の長い一年
by "BOOK database"