水子の譜(うた) : ドキュメント引揚孤児と女たち
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水子の譜(うた) : ドキュメント引揚孤児と女たち
(現代教養文庫, 1469 ベスト・ノンフィクション)
社会思想社, 1993.12
- タイトル読み
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ミズコ ノ ウタ : ドキュメント ヒキアゲ コジ ト オンナタチ
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内容説明・目次
内容説明
敗戦直後、博多港には中国・朝鮮半島からの引揚者が続々上陸した。なかに、親を失いちいさな身ひとつで戦争被害を引受けざるをえなかった子どもたちや、混乱のきわみにあった現地で暴行を受けて妊娠し、帰っていくことのできない女たちがいた。TVドキュメンタリーで「歴史とは何か」を映像化し続けてきた著者が、行き場のない子どもたちや女たちの救援に立ち上がった、戦後日本のボランティア活動の先駆をなす人々の苦闘と、切り捨てられてきた庶民の歴史的事実を掘り起こした、衝撃のノンフィクション。
目次
- 第1部 聖福寮の孤児たち(混血の戦争遺児;引揚者医療孤児施設「聖福寮」の誕生;三十一年目の再会;聖福寮の保母たち;聖福寮の日日;「聖福寮」から「聖福子供寮」へ;その後の孤児たち—三人の戦後を追って)
- 第2部 水子のうた(堕胎病院—二日市保養所;桜の木の下に眠る子ら;引揚者婦人健康相談所)
「BOOKデータベース」 より