動乱の中央アジア探検
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動乱の中央アジア探検
(朝日文庫)
朝日新聞社, 1993.12
- タイトル読み
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ドウラン ノ チュウオウ アジア タンケン
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注記
「中央アジア探検小史」(三省堂 1978年刊)の改題
中央アジア(西トルキスタン)歴史年表・参考文献抄: 巻末
内容説明・目次
内容説明
沙漠と草原と山岳の彼方に霞んでいた19世紀中央アジア。そこに割拠するトルコ系種族は、周辺国民を掠奪、奴隷に売る凶暴さで恐れられた。しかし英・露の勢力争いに巻き込まれ、結局は、次々とロシア軍に滅ぼされていく。その悲劇を見た多くの探検家たちのスリルに満ちた探検ぶりと生涯を描く。
目次
- プロローグ 19世紀の西トルキスタン
- 1 19世紀の夜間け—ムーアクロフトとバーンズの死
- 2 ロシアの陰謀—ヴィトケヴィチのカーブル使節
- 3 ヒワ遠征の失敗—雪将軍に敗れたペロフスキー
- 4 カラ・クム沙漠を越えて—ヒワに潜入したアボットとシェークスピア
- 5 ブハラ—暴君の都—ウルフ博士の囚人救出行
- 6 アム・ダリアのかなた—ヴァンベリーの放浪
- 7 カスピ海の探検—ロシアの航海者たち
- 8 アフガン・ルートの開拓—マーシのアフガン南部の旅
- 9 ヒワ汗国の陥落—ロシア軍に従軍したマックガーハン
- 10 コーカンド汗国の運命—スカイラーのフェルガーナ旅行
- 11 英露の秘密外交—ネーピアの秘密使節
- 12 キジル・クム沙漠の縦断—バーナビーの無謀な賭け
- 13 英露の秘密代理人—バトラーとパシノ
- 14 眠れる美女フェルガーナ—西徳二郎のコーカンド、アライ山地紀行
- 15 沙漠の蜃気楼—メルブの神秘を剥いだオドノヴァン
- 16 西トルキスタンの平定—ゲオ・テペ城砦を下したスコベレフ
- エピローグ ロマンチックな旅行時代の終わり
「BOOKデータベース」 より