夏目漱石 : その実存主義的接近
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書誌事項
夏目漱石 : その実存主義的接近
(研究選書, 57)
教育出版センター, 1994.1
- タイトル読み
-
ナツメ ソウセキ : ソノ ジツゾン シュギテキ セッキン
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内容説明・目次
内容説明
人間は、他の動物同様、環境に支配される宿命的側面を持ちながらも、自由に自己の世界を企画する創造性を本性として持つと見るハイデッガー的人間観に立つ漱石論。特徴は、現象学・実存主義・構造主義等に学びつつ、これを東洋思想から捉え直そうとする。井筒俊彦・木村敏・河合隼雄らの哲学や心理学と共通する、新しい文学の方法論。
目次
- 第1編 漱石論集(夏目漱石—その目指すもの;漱石と青年—その精神的治療と創作指導を中心に;『二百十日』前後とその文学論的背景;『それから』に見られる漱石好みの女性と色彩感;『それから』における代助の不安について—漱石が見た「現代的な不安」の実態について;『それから』の周辺;『こころ』をどう読むか;漱石の文学論と創作の関係—文芸の四理想、真善美壮を中心に;『私の個人主義』と作品の関係—「他人本位」から「自己本位」・「則天去私」への志向;漱石小論;漱石におけるHow to live—江藤淳の『夏目漱石』を中心に;江藤淳の『漱石とその時代』ノート)
- 第2編 漱石研究の基礎としての文学研究の方法論—文学の実存主義的接近(文学研究法の現状と問題点;科学史から見た方法の問題;メルロ・ポンティの現象学が文学研究の方法論に示唆するもの;マズローの心理学と文学研究法;構造主義と文学研究法;新批評について;著者の文学研究法;諸文献による著者の構造の普遍妥当性を検証・強化する;構造的文学研究の実践)
「BOOKデータベース」 より