形而上学
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形而上学
(講談社学術文庫, [1116])
講談社, 1994.3
- タイトル読み
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ケイジジョウガク
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注記
昭和16年刊の復刻版である。
内容説明・目次
内容説明
〈万学の祖〉といわれるギリシア古典哲学の最大の巨人アリストテレス。本書は、彼の思想の根幹をなす『形而上学』を、哲学者・岩崎勉がギリシア語原本から初めて日本語に翻訳したものである。「存在するものとは何か」を追究して、アリストテレスは、〈質料〉〈形相〉など、個体の本質と属性を表わす用語と概念をつくり、万学の基礎を築いた。あらゆる学問の最高峰に位置づけられた古典中の古典が、いま甦る。
目次
- 感覚と記憶、経験と技術ならびに学問。智慧(哲学)—窮極原因および原理の学
- 智慧(哲学)の一般的規定。最高の学—その本質と目標
- 原因の四意義。初期哲学者がただ質料因のみを考えたこと。それに次ぐ動力因の認識。アナクサゴラスにおける目的因の使用
- エムペドクレスにおける相対立する二つの動力因の想定。レウキッポスおよびデモクリトスの学説
- ピュタゴラス学派とエレア学派。前者における形相因の漠然たる認識
- プラトン哲学。質料因と形相因との二原因のみの適用
- 四原因に対する諸学説の関係〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より