アンチ・グルメ読本
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アンチ・グルメ読本
(福武文庫, お0301)
福武書店, 1989.1
- タイトル読み
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アンチ グルメ ドクホン
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内容説明・目次
内容説明
食は郷愁である。高価なグルメ料理に舌鼓をうつのもいいが、ほんとうに旨いものは人々の想いや生活とともにある。旅先で出会った田舎料理、幼い頃の駄菓子やお弁当の想い出、そして普段何気なく食べている朝昼晩の食事の中にこそ、食の原点がある。味にまつわる文学随筆から辛辣なグルメ批判まで、名手32人が贈る味覚エッセイの饗宴。
目次
- 饗宴(吉田健一)
- 鰯たちよ(三浦哲郎)
- 冷や飯に沢庵—増上寺大僧正道重信教氏の話(子母沢寛)
- 干海老の雑煮(草野心平)
- 古い梅干(水上勉)
- 食いしん坊(小島政二郎)
- 正体見たり「味の小島」(小島視英子)
- 高知(森礼子)
- 餅を焼くこと(永井龍男)
- さくらもち(池田弥三郎)
- 尻尾までアンの入った誠実さ—わかば(安藤鶴夫)
- わんこそば(渡辺喜恵子)
- 鮨・ごはん・ソース(吉村昭)
- 肉それぞれの表情(神吉拓郎)
- 朝は朝食夜も朝食(色川武大)
- 嘘ばっかり(種村季弘)
- 鳥越おかず横丁(増田れい子)
- つけものについて—音楽にも似た「時間芸術」(国分一太郎)
- 土屋文明先生の弟子(杉浦明平)
- 素朴な味(近藤啓太郎)
- どん底での食欲(開高健)
- お弁当(向田邦子)
- 故郷横浜(獅子文六)
「BOOKデータベース」 より