酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
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酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
(福武文庫, や0103)
福武書店, 1993.8
- タイトル読み
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サカヤ エ サンリ トウフヤ エ ニリ
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内容説明・目次
内容説明
「『酒屋へ三里、豆腐屋へ二里』というのは昔、寄席で落語のまくらに聞いた覚えがある…」グラグラと目のまわる奇病を抱えて、イロハがるたから石田心学へ思いをやり、なつかしくも思いがけぬ訪問となった弘前の小学校、夏の夕べの涼風に似た豆カンの味を描く。そして、半年に及んだ突然の入院生活と予後の日々との想いをユーモアにくるんだ小説的語りで描く連作集。
目次
- かるたの教訓
- まぼろしの生徒
- ぼんやりした不安
- 下克上の学問
- 畏怖すべき光景
- ピタゴラスと豆カン
- 難聴と音楽
- 沖の干潟
- 歩行運動
- 同病相憐
- 隣人の声
- 黄葉から青葉へ
- 雁
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
「BOOKデータベース」 より