メランコリーの水脈
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書誌事項
メランコリーの水脈
(福武文庫, み0501)
福武書店, 1989.7
- タイトル読み
-
メランコリー ノ スイミャク
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内容説明・目次
内容説明
三島由紀夫、武田泰淳、安部公房、安岡章太郎ら11人の作家を論じ、現代に通底する文明の病理を剔抉し、「知」の現在を状況に対峙させた評論集。サントリー学芸賞受賞。
目次
- 距離の変容—三島由紀夫の世界
- 神の不安—武田泰淳の世界
- 絶対的あいまいさ—大岡昇平の世界
- 眼の遊戯—吉行淳之介の世界
- 逃走のまぼろし—安岡章太郎の世界
- 事件の経緯—小島信夫の世界
- 歴史というメランコリー—高橋和巳の憂鬱
- 運命紙の射程—井上光晴と予言
- 無力感について—大江健三郎と現代
- 円環の呪縛—安部公房の世界
- メディアの逆説—筒井康隆の世界
- 物語の行方
「BOOKデータベース」 より