性的人間の分析
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書誌事項
性的人間の分析
(河出文庫, た2-3)
河出書房新社, 1992.3
- タイトル読み
-
セイテキ ニンゲン ノ ブンセキ
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内容説明・目次
内容説明
キリスト、釈迦、聖徳太子からマルクス、レーニン、信長まで世界史を画した伝説的巨人たちの生涯と業績をたどりながら、彼らの秘められた願望や衝動、奇怪なコンプレックスを鮮やかに解き明し、その裸像を浮彫りにする—。現代セクソロジーの最大の先駆者として受難の生涯を貫いた著者の代表的人物論充。『日本の神話』『浮世絵』に続く好評の文庫コレクション第3弾。
目次
- 傑出人のペルソナ
- キリスト—粋人か精神分裂者か
- 釈迦—性学のパイオニヤとして
- 帝王列記—「人間天皇」の系譜
- 聖徳太子—情死した心因
- 鳴神上人—聖人から痴漢へ!
- 三傑—信長・秀吉・家康—彼らの異常な性生活
- 喜多川歌麿—女性が芸術を動かす
- 葛飾北斎—「多角ヘンタイ」の画狂人
- 渓斎池田英泉—地獄の画家
- 松尾芭蕉—「わび」の蔭の母コンプレックス
- 柳里恭—恋と学芸のために地位を棄てた殿様
- 勤王志士放蕩伝—性力の暴走とその“成果”
- マルキ・ド・サド—誰にもある無意識のエロ・グロ願望
- フロイド—性を克服した真男
- マルクスとレーニン—革命家の心にも住む幼児性
- 伊藤晴雨—残酷画家1代記
- 高橋鉄—著者の或る一面について
- 人間分析学の足跡と行く手
- 高橋鉄の魅力
「BOOKデータベース」 より