峠の村へ : 山里の履歴書
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峠の村へ : 山里の履歴書
NTT出版, 1994.2
- タイトル読み
-
トウゲ ノ ムラ エ : ヤマザト ノ リレキショ
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内容説明・目次
内容説明
かつて山が人々とともにあった時代—峠は交通の要衝として栄え、人・物・文化の伝播において大きな役割を果たした。今なお心豊かに峠に住み続ける古老たちの素朴な語りに、日本の近代と今が浮かび上がる。
目次
- 山伏峠・室畑—瀬戸際におかれた金鉱夫たちのふる里
- 八草峠・金居原—生業なき山里の未来を占う峠の“再生”
- 京柱峠・西峰—平家の末裔たちが山を下りる日
- ぶどう峠・白岩—新しい血を迎える村の手強い因習
- 八十里峠・叶津—読めないゼンマイの里の二十一世紀
- 二井宿峠・二井宿—義民の伝統をうけ継ぐ在郷の村の子孫たち
- 釣瓶落峠・真名子—ブナの森の向こうに夢を託す過疎の山里
- 石榑峠・石榑南—過疎と開発の間で揺れる“働き蜂”たちの良心
- 小峰峠・黒渕—泰然自若の里人と静かな環境異変
- 大多和峠・跡津—隠れ里との交流を育んだ宙ぶらりんの村〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より