徳王自伝 : モンゴル再興の夢と挫折
著者
書誌事項
徳王自伝 : モンゴル再興の夢と挫折
岩波書店, 1994.2
- タイトル別名
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徳穆楚克棟魯普自述
- タイトル読み
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トクオウ ジデン : モンゴル サイコウ ノ ユメ ト ザセツ
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注記
徳王の肖像あり
徳王略年譜: p515-518
収録内容
- 青少年期の徳王 / 蘆明輝 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
漢族に土地を奪われ、蒙古民族滅亡の危機に直面した、モンゴルの王・ドムチョクドンロプ。彼は国民党・日本軍・アメリカの力と野望を利用し、独自の軍隊と政権を獲得し、ジンギスカンの末裔として大蒙古帝国の復興を夢みながら、中国共産党の進駐を受けて外蒙古に逃れ、中国に送還された。大国の野望が渦巻く蒙古の草原—。「弱小民族」の悲哀を痛感していた彼の目に、蒋介石は、汪精衛は、溥儀は、天皇はどう映ったのか。アジア近現代史の空白を解明する。モンゴルの“ラストエンペラー”による、超一級の風雲回想録。
目次
- 第1章 百霊廟内蒙自治運動
- 第2章 蒙古軍政府成立の前後
- 第3章 蒙古連盟自治政府のてんまつ
- 第4章 蒙古連合自治政府の成立と瓦解
- 第5章 北平で過ごした三年間
- 第6章 西蒙自治の経緯
- 第7章 蒙古人民和共国へ赴いた経緯
「BOOKデータベース」 より