近世日本海運史の研究

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近世日本海運史の研究

上村雅洋著

吉川弘文館, 1994.4

タイトル読み

キンセイ ニホン カイウンシ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

近世日本経済の繁栄を支えた海運業について、全国の新史料を丹念に発掘し、廻船運航のシステムと経営の実態を明らかにする。実際に運送された商品とその量的分析を通じて、従来行われていた政策や仲間組織の研究を脱皮して、新しい商品流通史を提示するとともに、海難を避けるための共同出資・分散荷積など近代につながる経営形態を検証する。

目次

  • 第1章 近世海運の成立と展開
  • 第2章 近世の米穀流通と廻船の展開
  • 第3章 近世の商品流通と廻船の発展形態
  • 第4章 菱垣廻船再興策と紀州廻船
  • 第5章 紀州廻船業者の在村形態
  • 第6章 有田蜜柑輸送と日高廻船
  • 第7章 新宮鵜殿廻船と炭木材輸送
  • 第8章 尾鷲入津の城米船
  • 第9章 幕末・維新期の灘酒輸送
  • 第10章 幕末・明治期の赤穂塩輸送と廻船経営
  • 第11章 近世阿波における廻船経営と手船化
  • 第12章 阿波国撫養をめぐる商品流通と廻船
  • 第14章 塩飽廻船の水主と備前国南児島
  • 第15章 讃岐国塩飽廻船の機能
  • 第16章 石見国銀山領の城米輸送
  • 第17章 幕末期における越後国の城米輸送
  • 第18章 佐渡国入津船と商品流通

「BOOKデータベース」 より

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