夜明けの瞼 : 鰐と人の共通の運命
著者
書誌事項
夜明けの瞼 : 鰐と人の共通の運命
リブロポート, 1993.12
- タイトル別名
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Eyelids of morning
- タイトル読み
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ヨアケ ノ マブタ : ワニ ト ヒト ノ キョウツウ ノ ウンメイ
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注記
監修・解説: 西江雅之
書誌: p254-260
内容説明・目次
内容説明
畏怖すべき爬虫類、伝説にいうリヴァイアサン、すなわち鰐族は、1億7千万年前からこの地上に君臨している。これがくしゃみをすれば光を発し、その目は夜明けの瞼を思わせる。1965年ケニア政府の依頼をうけて、ナイル鰐の生態調査にあたったグレイアムとビアードの、勇気と冒険に満ちた狩りの記録。凶暴な蜴、巨大な魚、怪物的河馬、そして奇妙な部族に囲まれた土地で、5百頭の鰐を採取し、その生物学的事実を詳細に陳述する。雌雄の個体数比率、年齢層の割合、個体の成長速度、食餌の内容とその獲得方法の調査、潜在的な繁殖能力の推定、死亡要因の解明を行うなかで、古代から伝わる鰐の神話、逸話、伝承をほりおこしていく鰐のエンサイクロペディア。
目次
- 緒言 小石虫の運命
- 第1章 荒野の湖
- 第2章 黒い湖バッソ・ナロク
- 第3章 タイタニックは夜明けに船出した
- 第4章 地球平板族
- 第5章 ここは爬虫類の国である
- 第6章 蛇の島
- 第7章 汝はリヴァイアサンの頭を割る
- 第8章 この蛇は人を血祭りにあげ、泣きながら食らう
- 第9章 8月の豆
- 地図(1888年のルドルフ湖地域;1968年のルドルフ湖地域)
「BOOKデータベース」 より