西洋近代思想史 : 十九世紀の思想のうごき
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西洋近代思想史 : 十九世紀の思想のうごき
(講談社学術文庫, [1123,
講談社, 1994
- 上
- 下
- タイトル別名
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Movements of thought in the nineteenth century
- タイトル読み
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セイヨウ キンダイ シソウシ : ジュウキュウセイキ ノ シソウ ノ ウゴキ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061591233
内容説明
二十世紀のアメリカを代表する哲学「プラグマティズム」の立場にたつ思想家G.H.ミード。彼はとくに、その独想的な自我論やコミュニケイション論などによって、哲学はもとより、心理学や社会学の領域においてもひろく知られてきた。ルネサンスからカントやヘーゲル、さらにマルクスに至る「十九世紀の思想のうごき」を、科学的探究を基層に据えて斬新に展開した。
目次
- ルネサンスから革命へ
- カント—革命の哲学者
- 革命の挫折とロマン主義の誕生
- カントとロマン主義哲学の背景
- ロマン主義の哲学者(フィヒテ;シェリング;ヘーゲル)
- 「進化」が一般観念となる
- 産業革命—市場の追求
- 社会的ルネサンス(功利主義;カール・マルクスと社会主義)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061591240
内容説明
十九世紀の思想の流れのなかでミードは、科学が提起した哲学の問題としてベルクソンの生気論及びプラグマティズムと実在論の両者が生まれたことを論じ、自我の問題では、自我は他我との自覚的な相互作用の過程を強調する近代的立場を導入した。更に行動心理学や個人の問題など、あらゆる分野の記述は過程という観点からなされるべきであるとした。西洋近代思想の諸問題を論じたミードの古典的名著。
目次
- 第12章 産業が科学にとって恩恵となる—目的に奉仕する機械論
- 第13章 探究的な学問としての近代科学
- 第14章 科学は哲学に問題を提起する—アンリ・ベルクソンの生気論
- 第15章 科学は哲学に問題を提起する—実在論とプラグマティズム
- 第16章 社会の問題—私たちはどのようにして自我となるか
- 第17章 行動をとおして心をみる—心の研究は科学となりうるか
- 第18章 十九世紀における個人
- 付録 十九世紀のフランス哲学
「BOOKデータベース」 より