書誌事項

奈良時代の僧侶と社会

根本誠二編

(論集奈良仏教, 第3巻)

雄山閣出版, 1994.4

タイトル読み

ナラ ジダイ ノ ソウリョ ト シャカイ

大学図書館所蔵 件 / 125

この図書・雑誌をさがす

注記

内容: まえがき(根本誠二), I: 奈良仏教者論(「奈良時代の政治と道徳」-「古代における僧位」), II: 僧尼令と戒律(「告密規定論序説」-「『扶桑略記』と受戒」), III: 僧伝論(「玄昉法師の死」-「資料紹介『行基菩薩講式』」), IV: 解説(「研究史の課題と展望」, 参考文献), 執筆者紹介

参考文献: p 317-324

収録内容

  • 奈良時代の政治と道徳 / 下出積與 [執筆]
  • 大宝、養老年間における僧綱の機能について / 伊能秀明 [執筆]
  • 古代における僧位 / 山田英雄 [執筆]
  • 告密規定論序説 : 僧尼令・賊盗律・闘訟律を中心として / 橋本政良 [執筆]
  • 行信厭魅事件における法の運用 / 吉田一彦 [執筆]
  • 東大寺法進の教学に就いて / 島地大等 [執筆]
  • 大安寺道璿の註梵網経について / 硲慈弘 [執筆]
  • 日本古代の戒律受容 : 善珠『本願薬師経鈔』をめぐって / 名畑崇 [執筆]
  • 『扶桑略記』と受戒 / 根本誠二 [執筆]
  • 玄昉法師の死 : 寧楽仏教史考覚書 / 堀一郎 [執筆]
  • 漆部直伊波と染谷時忠 : 良弁伝研究の一助として / 松本信道 [執筆]
  • 行基と古代天皇制 : 行基の霊異神験と天皇カリスマの危機 / 中村生雄 [執筆]
  • 行基菩薩門弟雑考 : 大僧正記に就て / 日下無倫 [執筆]
  • 資料紹介『行基菩薩講式』 : 解説と翻刻 / 藤森賢一, 米山孝子 [執筆]
  • 研究史の課題と展望 : 奈良仏教者の内と外 / 根本誠二 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

奈良仏教を支えた僧侶について、仏教史のみならず、日本史、宗教史、生活史の視点から意欲的に追求した画期的な論集。日本仏教の基盤確立に激しく情熱を寄せる僧侶たち、その個々の特質と時代とのかかわりを具体的にさぐる。

目次

  • 1 奈良仏教者論(奈良時代の政治と道徳;大宝、養老年間における僧綱の機能について;古代における僧位)
  • 2 僧尼令と戒律(告密規定論序説—僧尼令・賊盗律・闘訟律を中心として;行信厭魅事件における法の運用;東大寺法進の教学に就て;大安寺道〓の註梵網経について;日本古代の戒律受容—善珠『本願薬師経鈔』をめぐって;『扶桑略記』と授戒)
  • 3 僧伝論(玄〓法師の死—寧楽仏教史考覚書;漆部直伊波と染屋時忠—良弁伝研究の一助として;行基と古代天皇制—行基の霊異神験と天皇カリスマの危機;行基菩薩門弟雑考—大僧正記に就て;資料紹介『行基菩薩講式』—解説と翻刻)
  • 4 解説

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ