世紀末の文化史 : 19世紀の暮れかた

書誌事項

世紀末の文化史 : 19世紀の暮れかた

大江一道著

山川出版社, 1994.2

タイトル読み

セイキマツ ノ ブンカシ : 19セイキ ノ クレカタ

内容説明・目次

内容説明

暮れゆく19世紀を醒めた目でみつめた人びと。彼らが見たのは病める時代の風景。

目次

  • 第1章 1890・西洋に背をむけた男—ラフカディオ・ハーンの日本行
  • 第2章 1891・ベーカー街のデータバンク—シャーロック・ホームズの社会史
  • 第3章 1892・モンマルトルの小さな巨人—ロートレックのパリ
  • 第4章 1893・北欧の天才の愛と死のかたち—ムンクの世紀末
  • 第5章 1894・サハリン島への遥かな旅—チェーホフの回生への賭け
  • 第6章 1895・黄禍論の国際構図—皇帝たちのアジアへのまなざし
  • 第7章 1896・人はなぜ自殺するのか—デュルケームと社会学の成立
  • 第8章 1897・ハプスブルク帝国のゆらぎとウィーン—ルエーガー・フロイト・シュニッツラー
  • 第9章 1898・謎の謀略ドレフュス事件—フランスの反ユダヤ主義
  • 第10章 1899・「社会」と「民主」のディレンマ—ベルンシュタインとドイツ社会民主党
  • 第11章 1900・遥かなり西洋—南方熊楠と夏目漱石

「BOOKデータベース」 より

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