日本の神と王権
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日本の神と王権
法藏館, 1994.4
- タイトル読み
-
ニホン ノ カミ ト オウケン
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内容説明・目次
内容説明
〈霊〉と〈性〉の深層のダイナミズム。記紀以前のカミの発生、性的存在としての采女の意味、苦しむ神の中世的変容、大嘗祭の空虚な中心、漂泊する廃王、女装する天皇などを通して、神と王権の不可視の深層を独創的な視点から解明した力作論集。
目次
- 日本の神の発生—古代のタマとカラ
- 祟り神と始祖神—神と祀りの発生と制度
- 神仏関係の中世的変容—〈権/実〉パラダイムの成立と反転
- 苦しむ神/苦しむ人—再生する祟り神
- 肉食と蛇身—中世神祇世界の相貌
- 秘儀としての王権—柳田国男と大嘗祭
- 王権の儀礼と構造—大嘗祭における〈中心〉と〈周縁〉
- 狂気と好色をめぐる物語—花山上皇の西国巡礼創始譚
- 近代王権の変身過程—〈童形〉〈女装〉〈男装〉の三類型
「BOOKデータベース」 より