悲しみの島サハリン : 戦後責任の背景
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悲しみの島サハリン : 戦後責任の背景
新潮社, 1994.3
- タイトル読み
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カナシミ ノ シマ サハリン : センゴ セキニン ノ ハイケイ
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内容説明・目次
内容説明
あれから五十年、もう命の時間はない、せめて故国の地に眠りたい—。朝鮮半島の無力な人々が、サハリン島に封じこめられるについては、いかなる経緯があったのか。感情論を排し、事実のみの記述によって描かれる悲しみの根源と現状。『閔妃暗殺』以来、日韓関係の歴史を検証してきた角田房子の、書下ろし問題作。
目次
- ハバロフスクにて
- 真岡の海
- サハリン州都
- 悲劇の背景
- 帰還運動の発端
- 樺太裁判
- 四十年目の死亡通知
- 社会主義国の壁
- ボランティアと政治
- 内淵にて
- 民間外交の限界
- 超党派議員懇談会
- 朴魯学の死
- ソウル・オリンピック後の展開
- それでも故郷へ
- 新潟空港にて
- 空白後の夫と妻
- 長い旅は終らない
- 付記 政権交替
「BOOKデータベース」 より