世界経済の分裂と統合
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世界経済の分裂と統合
有斐閣, 1994.4
- タイトル読み
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セカイ ケイザイ ノ ブンレツ ト トウゴウ
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世界経済の分裂と統合
1994
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世界経済の分裂と統合
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内容説明・目次
内容説明
東西冷戦の終結に続くソ連の崩壊によって、世界経済は大きく変化し、新たな市場経済の確立に向けて激動の最中にある。地域主義の動きも拡大し、一極化したかにみえた国際経済情勢は多極化の様相をみせている。本書は、新しい経済秩序を求めるアメリカの世界経済戦略を軸に、政治と絡む領域にまで踏み込み、世界経済の分裂と統合のダイナミズムを鋭く分析する。
目次
- 第1章 世界経済の分裂と統合(二極体制の崩壊;アメリカの政策の根底にあるもの;「東」の解体・消滅とアメリカの政策転換;若干の展開を含む要約的結論)
- 第2章 アメリカの国内政策と国際政策(慢性化した財政赤字と経常赤字;アメリカ産業の国際競争力と技術開発;戦略的貿易政策と管理貿易への動き)
- 第3章 アジア太平洋地域の経済発展(成長するアジア太平洋地域;高度成長をもたらした要因;アジア太平洋地域経済とヨーロッパ経済)
- 第4章 日本の経常黒字は国際経済の不安定要因か(経常収支の黒字と対外投資;日本とアメリカの輸出入の変化;経常収支不均衡の分析;黒字累積と国際バランス;不均衡の増大は不安定要因)
- 第5章 日米関係を軸にみた国際経済・政治(日米関係における基軸的要因;アメリカにとっての三つの重要な地域;国際協力における変質;経済先行のアジアと政治先行のヨーロッパ;国連の介入行動の限界)
「BOOKデータベース」 より