法秩序の近代と現代
著者
書誌事項
法秩序の近代と現代
(法社会学 / 日本法社會學會編, 第46号)
有斐閣, 1994.4
- タイトル別名
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Modern and postmodern legal order
法秩序の近代と現代
- タイトル読み
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ホウ チツジョ ノ キンダイ ト ゲンダイ
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注記
巻末:英文抄録
1993年大会の全体シンポジウム「法秩序の近代と現代」, ミニシンポジウム「法社会学のフロンティア(III)」および自由報告を中心に収録
収録内容
- シンポジウム・法秩序の近代と現代
- ミニシンポジウム・法社会学のフロンティア(III)
内容説明・目次
目次
- シンポジウム・法秩序の近代と現代(基調報告;「市民」概念の構造転換—比較ヴィクトリア文化論の観点から;異文化としての近代法;市民的秩序と美的秩序—E・ユンガーにおける美的モデルネの諸相;ポストモダンの法と社会;「近代」のパラドックスと「近代的主体」の崩壊;現代法的状況の日本史的文脈—西欧史的文脈との対比において;ポストモダンの法秩序)
- 第1部 法の言説と権力(意味化の権力、範型化の抵抗—ケニア・オティエノ裁判のもう一つの構図;宗教共同体と法・権力—インドの場合;法的言説と宗教的(共同体的)言説の葛藤;神/王/Justice—権力をめぐるシンボリズム)
- 第2部 家族の変容と家族法のゆくえ—隣接諸科学との対話(企画の趣旨説明と問題の提示;変態進む近代家族;女性の意識変化と家族への影響—フェミニズムの観点から;家族の変容と家族法のゆくえ—経済統計学の視点から;臨床心理学の立場から—子供から見た家族像;家族法の視点から)
- 第3部 憲法過程の法社会学—憲法学との対話(法解釈論としての憲法訴訟論の現実的成果と課題;公共訴訟としての憲法訴訟;社会運動としての憲法訴訟—資源動員過程に関する諸命題;社会過程における憲法動員—憲法・「世論」・メディア)
- 叢説(ヘックと類型法学—いわゆる『隠れた欠缺』をてがかりとして;会社・近代組織・市場競争;埋蔵文化財の保護と法;ゴルフ場開発と法;既成市街地の整備と法—商店街整備を例に;本人訴訟における司法書士関与の実態;専門職の変貌—医師と弁護士;刑事弁護の全体像—起訴前・第一審公判の実態調査から;犯罪報道が読者・視聴者に与える被疑者=犯人視効果;自白調書の供述心理学的分析;クレイム申し立てと法形成—構築主義社会問題論の可能性;「性的自己決定権」の基礎—強姦罪をめぐって;猥褻概念の論理学—概念の定義不能性と言語ゲーム;福祉的諸権利の道徳的基礎;人権観の種類と選択—人権保障の構造についてのメモ;イギリスにおける「法と秩序」政策;「現代福祉国家の変容と法理論—ドイツを中心に—」趣旨説明;社会国家論の歴史的系譜;福祉国家のゆらぎとエコロジー社会構想—レイバー・ポリティクスからエコポリティクスへ;福祉国家における行政と法;ポスト福祉国家と契約法)
- 書評(大橋洋一著『現代行政の行為形式論』;甲斐道太郎編『都市拡大と土地問題』;Robert L.Nelson et al.(eds.),Lawyers’Ideals/Lawyers’Practices)
- 学会記事・欧文抄録
「BOOKデータベース」 より