書誌事項

楽園

エルヴェ・ギベール著 ; 野崎歓訳

集英社, 1994.3

タイトル別名

Le paradis

タイトル読み

ラクエン

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注記

Le paradis. の翻訳

著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

エルヴェ・ギベールは、エイズと闘いながら命と競うようにして作品を書き続け、’91年末36歳で逝った。死の翌月『赤い帽子の男』が刊行され本国フランス中に衝撃を与えたのだが、それから約1年を経て発表され更に大きな話題を集めたのが本書である。『楽園』、『天国』とも訳せる極めて暗示的な題名のこの作品、主人公はマルチニーク島やタヒチのボラボラ島など南の海の「楽園」を美女と一緒に旅して回る。これまで「男と女」の関係を決して描いたことのなかったギーベルが、ここではくり返し「ぼく」と女の激しい愛を描き、更に未知の文学世界に踏み込んでいく。彼の絶筆となったこの作品、悲しいほど純粋で残酷な想像力が胸を衝く。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10742354
  • ISBN
    • 408773188X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    200p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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