呪われた平安朝
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書誌事項
呪われた平安朝
(時の旅人 : 小説日本通史 / 邦光史郎著, 3の巻)
祥伝社, 1994.6
- タイトル読み
-
ノロワレタ ヘイアンチョウ
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内容説明・目次
内容説明
若き藤原道長は、連日悪夢にうなされていた。朝廷一の陰陽師・安倍晴明の夢占いによると、それは凶事の予兆と出た。やがて、夢占いは的中した。道長の兄、道隆と道兼が相次いで病に斃れ、今をときめく藤原摂関家は大打撃を蒙ったのである。かつて、王朝を震え上がらせた平将門の乱、藤原純友の乱は、恨みを呑んで死んだ菅原道真の怨霊が導いたものとされていた。また、たび重なる天変地異、疫病、内裏焼亡にも、貴人たちは彼ら怨霊の力を信じた。そして今、ふたたび怨霊は甦り、きらびやかな平安京を暗雲のごとく覆い尽くし始めた…。菅原道真の無念から源平武士の抬頭と藤原摂関家の終焉を描く、大河歴史小説第三弾。
「BOOKデータベース」 より