包む
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包む
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1994.5
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ツツム
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注記
年譜・著書目録--幸田文 藤本寿彦作成:p259〜275
内容説明・目次
内容説明
季節と詩情が常に添う父露伴の酒、その忘られぬ興趣をなつかしむ「蜜柑の花まで」。命のもろさ、哀しさをさらりと綴る「鱸」、「紹介状」「包む」「結婚雑談」「歩く」「ち」「花」等、著者の細やかさと勁さが交錯する二十九篇。「何をお包みいたしましょう」。子供心にも浸みいったゆかしい言葉を思い出しつつ、包みきれない“わが心”を清々しく一冊に包む、珠玉のエッセイ集『包む』。
目次
- 小猫
- 鹿のお湯
- 廃園
- 道ばた
- むしん
- 菓子
- 蜜柑の花まで
- 風の記憶
- 夾竹桃
- 身にしみる日
- 金魚
- 鱸
- 格子
- 紹介状
- 静か
- ふたつボン
- 道のメモ
- 包む
- きれいな人
- 雨のおとずれ
- 結婚雑談
- 晩秋夜話
- 枇杷の花
- 歩く
- ごみ
- ち
- 似る
- 花
- 山菜
「BOOKデータベース」 より