日本文学の形相 : ロゴスとポイエマ
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日本文学の形相 : ロゴスとポイエマ
彩流社, 1994.3
- タイトル読み
-
ニホン ブンガク ノ ケイソウ : ロゴス ト ポイエマ
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内容説明・目次
内容説明
〈崇高なるもの〉を取り込む小説世界の構造と諸相を読む個別作品論—。〈モチーフ〉を通して読む作品創造の秘義の解析。
目次
- 序章 現代日本小説—外国人の観た〈私小説〉論を軸に
- 1 個別作品論(武田泰淳『わが子キリスト』—書く自由;椎名麟三『永遠なる序章』—逆説的反転の美学;遠藤周作『沈黙』—終わりから始まりへ;小川国夫『或る聖書』から「天の本国へ」—文学空間と俯瞰する視野;森内俊雄『氷河が来るまでに』—メタ・フィクションによる癒し;芥川龍之介『地獄変』—語り手の語らなかったもの;志賀直哉『暗夜行路』—作者の分身構造;丸山健二『踊る銀河の夜』—分断されたテキストのシクエンス;村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』—破壊による解放への意志)
- 2 モチーフ批評(窓—その捉える視野;寝室—愛の装置;ペット—その生息する空間;野生動物—その出会いのトポス;小道具の秘義—万年筆と時計)
「BOOKデータベース」 より