黒船幻想 : 精神分析学から見た日米関係

書誌事項

黒船幻想 : 精神分析学から見た日米関係

岸田秀, K・D・バトラー著

(河出文庫)

河出書房新社, 1994.4

タイトル読み

クロフネ ゲンソウ : セイシン ブンセキガク カラ ミタ ニチベイ カンケイ

内容説明・目次

内容説明

今日に至るまでの日米関係の摩擦は、すべてペリー来航による〈強姦〉に始まった—。フロイト理論を独自に展開し、日本を黒船ショックによる精神分裂病患者、アメリカをインディアン虐殺に起因する強迫神経症患者と分析。貿易黒字に支えられる日本人の自我、アメリカの正義幻想等、両国の病理を鋭く暴く。日米相互理解の鍵を提示する衝撃の書。

目次

  • 異なる回路のはざ間で
  • 「和の精神」VS「普遍的原理」
  • 「父なき社会」VS「母なき社会」
  • “外的自己”と“内的自己”
  • 貿易摩擦と分裂病

「BOOKデータベース」 より

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