長屋王の謎 : 北宮木簡は語る

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長屋王の謎 : 北宮木簡は語る

森田悌著

河出書房新社, 1994.4

タイトル読み

ナガヤオウ ノ ナゾ : キタノミヤ モッカン ワ カタル

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内容説明・目次

内容説明

長屋王邸説に異議あり。出土木簡群を綿密に検証しつつ通説を否定。八世紀宮廷貴族社会の政治力学と詩宴文化。養老期政治を領導する宰相長屋王の前に立ちふさがる藤原氏の陰謀。実力者長屋王の誅滅に至る謎に迫る。

目次

  • 序章 木簡は語る(奈良朝貴族のロマン;微細な情報源;邸宅の三様の理解;概要と意図)
  • 第1章 北宮木簡の世界(木簡の年代;邸宅の構造;邸宅の主人公;邸宅の住人;邸の経済構造;働く人々;長屋王の邸宅)
  • 第2章 奈良時代初期の宮廷政治(長屋王の出身;皇位継承問題;律令国家の建設;長屋王の施策)
  • 第3章 佐保の詩宴(詩宴の意義;佐保宅の詩宴;『懐風藻』の編者)
  • 第4章 長屋王の謀反(謀反;左道;結末とその後)

「BOOKデータベース」 より

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