勝ちを制するに至れり
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勝ちを制するに至れり
(文春文庫)
文芸春秋, 1988.12
- (上)
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- タイトル読み
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カチ オ セイスル ニ イタレリ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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(上) ISBN 9784167215101
内容説明
明治24年5月11日、国賓として日本を訪れたロシア皇太子が滋賀県大津で、沿道警備の巡査津田三蔵に斬りつけられ、負傷した。世にいう「大津事件」だが、国中が津田三蔵の処遇をめぐって、カンカンガクガクの大論争。モスクワ、レニングラードを取材し、新資料を駆使して「大津事件」の顛末を描いた意欲的な長篇小説。
- 巻冊次
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(下) ISBN 9784167215118
内容説明
「わたしは『復讐するは我にあり』(1975年刊)いらい、犯罪者を書いてきたが、いつか裁く側に視点を据えたいと思った。そこで出合ったのが、1891(明治24)年の『大津事件』だった」(あとがきより)国家を揺るがせた「大津事件」の全体像に社会講談の方法で迫った著者会心のノンフィクション・ノベル。
「BOOKデータベース」 より