純愛の精神誌 : 昭和三十年代の青春を読む
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純愛の精神誌 : 昭和三十年代の青春を読む
(新潮選書)
新潮社, 1994.6
- タイトル読み
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ジュンアイ ノ セイシンシ : ショウワ サンジュウネンダイ ノ セイシュン オ ヨム
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内容説明・目次
内容説明
「高校三年生」や「愛と死をみつめて」をつらぬく昭和30年代の時代精神とは何か。人生論や若い女性の手記、教科書に採用された漱石の「こころ」や石坂洋次郎の文学を精緻に読み解きながら、高度成長期の青春と性の風景を描く。
目次
- プロローグ 波勝岬慕情
- 1 『愛と死をみつめて』—昭和三十年代の細密画
- 2 人生論の季節—武者小路・亀井・堀
- 3 甦る「こころ」—友情と恋愛をめぐるテキスト
- 4 石坂洋次郎のために—奇蹟の四年間
- 5 「忍ぶ川」と『忍ぶ川』のたくらみ—変貌し続ける読み
- 6 手記を書く女たち—『二十歳の原点』から振り返る
- エピローグ 「高校三年生」—ひとつの時代の終わり
「BOOKデータベース」 より