夢のかけ橋 : 晶子と武郎有情

書誌事項

夢のかけ橋 : 晶子と武郎有情

永畑道子著

(文春文庫)

文藝春秋, 1990.10

タイトル読み

ユメ ノ カケハシ : アキコ ト タケオ ウジョウ

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注記

有島武郎および与謝野晶子の肖像あり

有島武郎・与謝野晶子略年譜: p280-286

内容説明・目次

内容説明

与謝野晶子と有島武郎。鉄幹の胸に飛びこみ情熱の歌を詠む晶子の心に次第に兆すうつろな気持。いっぽう有島武郎は妻を亡くし文学的ゆき詰まりの中で悩む。その二人が出逢う。心の動きを秘めつつも二人の間にかかる“夢のかけ橋”。詠まれた歌を丹念に解釈し、資料を駆使して日本近代文学史に一石を投じた問題作。

目次

  • 序紫
  • 第1章 情死(事件;落花;魔性;同行二人;非難)
  • 第2章 官能(青春;『或る女』;背教)
  • 第3章 紅蓮(直情;星の子;光茫)
  • 第4章 寂寥(恋ざめ;変身;空洞)
  • 第5章 思慕(昴揚;火を放つ;恋の符牒;“夢”)
  • 第6章 秘事(地獄;破局;六番町の使い)
  • 有島武郎・与謝野晶子略年譜
  • 有島武郎・与謝野晶子略系図

「BOOKデータベース」 より

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