鳴潮のかなたに : 伊号第六十七潜水艦とその遺族
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鳴潮のかなたに : 伊号第六十七潜水艦とその遺族
(文春文庫)
文芸春秋, 1987.4
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ナルシオ ノ カナタ ニ : イゴウ ダイロクジュウシチ センスイカン ト ソノ イゾク
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Description and Table of Contents
Description
太平洋戦争の始まる前年の夏、当時最新鋭の伊号第六十七潜水艦は、洋上演習中、突如消息を絶った。乗り組んでいた89名は行方不明に—それから時は流れて40年、艦長の娘の著者は、乗組員の遺族をめぐる旅に出る。一隻の潜水艦の亡没の真相と遺族たちの苦難にみちた人生ドラマを掘り起こした感動のノンフィクション。
Table of Contents
- 語り尽きぬ夜を—プロローグ
- 伊号第六十七潜水艦
- 〈父〉を求めて—わたし=山崎朋子
- 「鳴潮」はるかに—わが母=大畑晴子
- 南の海の底に
- 焼野のきぎす夜の鶴—山口ツエと叶ギン
- 焼野のきぎす、もう一羽—西口たみはと五人の子ども
- 妻の道、いまひとたびの—小西正子
- 海の嘆き、ふたたびの—浦口カイノ
- 自立への遥かなる道—井村マキと梶田初子
- 芦折れぬ—なお、梶田初子
- 爆心地の菩提樹—松崎宮子とその子=紀子
- 葉月十五日の海—エピローグ
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