さらば、愛しき芸人たち
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さらば、愛しき芸人たち
(文春文庫)
文芸春秋, 1989.2
- タイトル読み
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サラバ イトシキ ゲイニンタチ
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内容説明・目次
内容説明
アダチ竜広、広沢虎造、大辻伺郎、石田一松、シミキン、可楽、馬風…比類なき芸ゆえにいかなる奇矯も許された古き良き時代。すでに鬼籍に入って見ることも聞くこともかなわぬ芸をいとおしみ、愛すべき素顔を懐しむ、優しい目と巧緻な筆で描いた「しがない」芸術家への鎮魂歌は、同時にもうひとつの昭和史だ。
目次
- 博奕狂いのアダチ竜光
- 律義でモダンな牧野周一
- 松葉家奴はでたらめ人間
- 殿様気分の清水金一
- 誇り高き泉和助
- 箱庭の頭春風亭枝葉
- 無精のせっかち・三笑亭可楽
- インテリに弱い吾妻ひな子
- タレント議員第一号・石田一松
- 山茶花究は五黄の寅
- 傍若無人の鈴々舎馬風
- 広沢虎造に七人の妾あり
- お笑いを一滴の吉原朝馬
- 酒落で死んだか?大辻伺郎
- 北に消えた後藤博
「BOOKデータベース」 より