近代交通成立史の研究

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近代交通成立史の研究

山本弘文編

法政大学出版局, 1994.6

タイトル読み

キンダイ コウツウ セイリツシ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

わが国の近代的交通・運輸システムはいかに成立したか。近世後期から明治前期までの、水運・海運・鉄道・道路の技術的発展、宿財政や飛脚問屋の変貌をはじめ、地域の産業と商品流通、産鉄市場、鉄道経営と「巡礼」文化、都市化と経済圏の形成等々にわたり、多角的かつ実証的に分析。

目次

  • 第1編 近世後期の交通と運輸(近世後期における東海道舞坂宿の宿財政;近世甲府飛脚問屋京屋と為登糸;近世中後期の商品流通と地域間紛争—浦賀奉行と江戸町奉行の紛争処理;銚子醤油醸造業と利根水運)
  • 第2編 幕末・明治前期の交通と輸送(幕末における助郷役負担—相州大住郡大磯宿の雇替人馬;幕末・維新期における産鉄市場の展開;明治前期における全国的運輸機構の再編—内航海運から鉄道へ;明治前期における鉄道建設構想の展開—井上勝をめぐって;明治前期の内陸水運と道路輸送—上利根川水系の河岸場を中心として;明治初期の鉄道における客車の発達)
  • 第3編 近代社会成立期の交通と運輸(千住馬車鉄道の設立と経営;町村財政と道路改修;四日市港をめぐる海運の動向;神奈川県川崎における鉄道網の形成;鉄道経営の成立・展開と「巡礼」文化;中京経済圏の形成過程)

「BOOKデータベース」 より

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