ロッキード裁判とその時代

書誌事項

ロッキード裁判とその時代

立花隆著

(朝日文庫)

朝日新聞社, 1994.3-1994.6

  • 1:1977年1月-1978年4月
  • 2:1978年5月-1980年7月
  • 3:1980年7月-1981年12月
  • 4:1982年1月-1983年12月

タイトル読み

ロッキード サイバン ト ソノ ジダイ

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注記

『ロッキード裁判傍聴記』(1981年刊)の改題

内容説明・目次

巻冊次

1:1977年1月-1978年4月 ISBN 9784022610089

内容説明

闇将学田中角栄の金脈追及から出発し、新しい評論の世界を次々と切り開いてきた立花隆が、総理大臣の「犯罪」を白日の下にさらけ出したロッキード事件を通し、時代そのものを活写する。日本現代史の真相に迫る貴重な資料(全4巻)。

目次

  • 初公判・田中角栄出廷
  • 総理大臣の職務権限論
  • 罪状認否と検察側冒頭陳述
  • 全日空ルート公判
  • 続・全日空ルート公判
  • 丸紅ルートの証拠手続き
  • “敵性証人”の登場
  • 児玉誉士夫出廷
  • 小佐野賢治出廷
  • 五億円授受現場の証人登場
  • 大久保利春の証言
  • 副島勲丸紅元秘書課長の証言
  • 伊藤宏の証言
  • 嘱託尋問調書の証拠能力
巻冊次

2:1978年5月-1980年7月 ISBN 9784022610096

内容説明

検察側の立証は、最大のヤマ場にさしかかった。重要な証人が続々と登場し、被告人質問も開始される。5億円の現金が田中角栄側に渡った事実が立証され、嘱託尋問調書もついに証拠として採用になる。法廷で追いつめられた田中は、死にものぐるいで政治権力の拡大に努めるが…。
巻冊次

3:1980年7月-1981年12月 ISBN 9784022610102

内容説明

田中側の最後の切り札「榎本アリバイ」をめぐり、火花を散らす検察側と弁護側。しかし「ハチの一刺し証言」の登場で、田中側の反証は決定的に崩壊し、小佐野被告には予想をはるかに上回る厳しい実刑判決が下る。だが、元首相の政治支配力はいっこうに衰える気配を見せなかった。

目次

  • 伊藤への被告人質問と安保検事の証拠調べ
  • 榎本被告への被告人質問
  • 榎本への被告人質問終了
  • 村田検事の証人尋問終了
  • 田中調書の証拠調べと被告人質問拒否
  • 弁護側反証はじまる
  • 榎本アリバイ・清水証人登場
  • 榎本アリバイ・緒戦の攻防
  • 児玉ルート結審
  • 小佐野ルート結審
  • 榎本アリバイ・第一ラウンドの採点
  • 榎本アリバイの破綻
  • 榎本三恵子の爆弾証言
  • 小佐野実刑判決の衝撃
  • 榎本の被告人質問終了
巻冊次

4:1982年1月-1983年12月 ISBN 9784022610119

内容説明

「被告人田中角栄を懲役4年に処する。同被告人から金5億円を追徴する」。1983年10月12日、東京地裁701号法廷に裁判長の声が響いた。7年間に及ぶ裁判劇の幕は降り、ドラマは控訴審にもちこされることになった。—ロッキード事件の真相に鋭く迫った大作の完結編。総索引付き。

目次

  • 全日空ルート・会社側被告判決迫る
  • 全日空ルート・会社側被告全員有罪
  • 田中側の裁判引き延ばし始まる
  • 理不尽さが目立つ田中側裁判遅延策
  • 職務権限論争はじまる
  • 全日空ルート・政治家被告判決迫る
  • 橋本、佐藤に有罪判決
  • 反論の体すらなしていない田中側の職務権限反証
  • 鈴木退陣表明も裁判進行には影響なし
  • 残すは田中の被告人質問のみ
  • “直角”法相、秦野章への疑問
  • 田中側総破産のまま事実審理終了
  • 田中に「懲役五年」の求刑
  • 田中・榎本両被告の結審
  • 丸紅ルート結審
  • 田中に懲役四年の有罪判決
  • 政治家田中角栄の敗北

「BOOKデータベース」 より

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