聖徳太子の正体
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聖徳太子の正体
(文春文庫)
文芸春秋, 1993.11
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ショウトク タイシ ノ ショウタイ
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Description and Table of Contents
Description
「日出ずる処の天子」と隋に使者を送り中国と対等に渡りあった聖徳太子、三宝を敬い、日本人の心に安らぎを伝える聖人聖徳太子—。しかしその実像は、興亡やまぬアジアの草原を疾駆した騎馬民族・突厥の英雄・達頭可汗その人だった。闘う倭王・聖徳太子の姿を、ペルシャ、中国、韓三国、日本の史料を駆使して明らかにする。
Table of Contents
- 第1章 聖徳太子の謎(聖徳太子は倭王だった;十七条憲法の真実;浮び上る専制君主の姿;太子前世「達摩説」はなぜすり替えられたか)
- 第2章 聖徳太子の正体(東アジアの雄、突厥;消えた英雄、達頭可汗;達頭は日本に渡っていた;聖徳太子の正体;夢殿はパオである)
- 第3章 古代王朝の暗闘
- 第4章 聖徳太子の故郷(唐と突厥の攻防;達頭可汗以後の西突厥)
- 第5章 聖徳太子の外交
- 第6章 聖徳太子の死(聖徳太子、死の周辺;“山背王朝”の悲劇;結語—敗者は祀られる)
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