烙印
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烙印
(探偵クラブ)
国書刊行会, 1994.3
- タイトル読み
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ラクイン
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注記
大下宇陀児著書目録 山前譲編:p323-333
収録内容
- 烙印
- 毒
- 灰人
- 偽悪病患者
- 金色の獏
- 魔法街
- 不思議な母
- 蛍
内容説明・目次
内容説明
追いつめられた青年が仕組んだ巧妙な殺人計画とその顛末を描く「烙印」、書簡体の本格短篇「偽悪病患者」等の傑作で、江戸川乱歩、甲賀三郎とならぶ人気を博した大下宇陀児は、犯罪の動機や事件に巻き込まれた人物の心理を深く掘り下げ、独自のロマンチック・リアリズムを確立した。奇抜な毒殺方法を扱った倒叙物の佳作「爪」、家庭内の悲劇を淡々と描いて感動を呼ぶ「灰人」、子供の視点で犯罪の進行をとらえた「毒」、掘出し物の骨董をめぐるユーモラスな「金色の獏」、グランギニョルふうの都市幻想譚「魔法街」に、戦後の傑作「不思議な母」「蛍」の全9篇。日本探偵小説界に新しい途を切り拓いた巨匠の代表作を収録。
「BOOKデータベース」 より