日本古代文化史の構想 : 祖父殴打伝承を読む

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日本古代文化史の構想 : 祖父殴打伝承を読む

新川登亀男著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 1994.5

タイトル読み

ニホン コダイ ブンカシ ノ コウソウ : ソフ オウダ デンショウ オ ヨム

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内容説明・目次

内容説明

本書は『日本書紀』推古紀の祖父殴打の記事を発端に、広く中国史料までを博捜・駆使して、雄大な日本古代文化史を構想する。著者年来の仏教・道教に関する基礎的研究を踏まえ、独自の身体論をもって、僧尼令をはじめ、律令の法と制度の解釈に及ぶ、文化史学の提起。

目次

  • 1 法と歴史(僧の罪;道僧格と僧尼令;僧の身体)
  • 2 東アジアの中の政治文化(朝鮮諸国と日本〈倭〉の罪;新羅と日本〈倭〉;高句麗と日本〈倭〉;中国南朝と百済と日本〈倭〉;飛鳥寺と皇子たち;百済僧観勒;僧綱起源譚)
  • 3 「祖父」の認識論(「祖父」の歴史;つくられる「祖父」と身体;「祖父」になった文武天皇;義淵)

「BOOKデータベース」 より

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