日本近代文学と「差別」
著者
書誌事項
日本近代文学と「差別」
(批評空間叢書, 2)
太田出版, 1994.7
- タイトル別名
-
日本近代文学と差別
- タイトル読み
-
ニホン キンダイ ブンガク ト 「サベツ」
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注記
折り込み付表1枚
主要引用文献一覧: p [171] -177
内容説明・目次
内容説明
明治20年代の諸作品から中上健次にいたるまで、日本近代文学は「被差別部落(民)」をいかに主題化してきたか。反差別を目指しながらも、小説(=物語)を書くことが、一瞬ごとに「差別」を生みだす様相を精緻に分析し、あるべきエクリチュールの姿を模索する力作長篇評論。
目次
- 序文 「俗情との結託」
- 第1章 「破戒」への道(付表1『破戒』への明治作品年譜)
- 第2章 「ロマンチックと自然主義」
- 第3章 水平社運動前後
- 第4章 戦後党員作家の「部落」
- 第5章 秋幸と「路地」
「BOOKデータベース」 より