書誌事項

血族が語る昭和巨人伝

文芸春秋編

(文春文庫)

文芸春秋, 1990.3

タイトル読み

ケツゾク ガ カタル ショウワ キョジンデン

内容説明・目次

内容説明

孫を連れての寄席通いが楽しみだったワンマン宰相、研究に日夜没頭し骨と皮にやせてしまったノーベル賞受賞の科学者、仕事一途のため孫の名も忘れてしまう経営の神様…。妻や子、孫、兄弟など血族だからこそ語り得る「昭和の巨人」60人の人間くさいエピソード、意外な素顔、とっておきの話。文芸春秋読者賞受賞。

目次

  • 井上準之助 「男子の本懐」だった最期
  • 団琢麿 英語でブツブツひとりごと
  • 犬養毅 反骨の人の面目躍如の履歴書
  • 小林多喜二 バイオリン演奏に涙ぐんだ最後の別れ
  • 高橋是清 息子が手入れした自慢のヒゲ
  • 西園寺公望 天皇神格化に反対だった「最後の元老」
  • 赤木圭一郎 ヘルメットが災いした事故死
  • 小津安二郎 おそらく原節子さんが好きだった
  • 池田勇人 「バカヤロー」と叫んで憂さ晴らし
  • 河野一郎 フルシチョフとの握手
  • 小泉信三 美智子妃が臨終の枕に置いた白いバラ
  • 石坂泰三 志は「家庭の幸せ」にあり
  • 田中絹代 金庫からでてきた思い出の印鑑
  • 江田三郎 家出した妻を迎えにきた新婚の頃
  • 朝永振一郎 書斎嫌いで思索の場は食卓や縁側
  • 平塚八兵衛 誘拐犯に差し入れた茄子のヌカ漬け
  • 水谷八重子 母が娘に伝えた役者魂〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN11052872
  • ISBN
    • 4167217228
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    270p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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