アユの話
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書誌事項
アユの話
(同時代ライブラリー, 192)
岩波書店, 1994.7
- タイトル読み
-
アユ ノ ハナシ
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注記
1960年に岩波書店より刊行されたものに, 「『アユの話』以後」(筑摩書房, 1973), 「アユの生活史 - 擬俳文」(「伏流水」第8号(1981) 淡水生物研究所発行)を付け加えたもの
内容説明・目次
内容説明
初夏の渓流に姿をあらわし、記紀の時代から日本人に愛されてきたアユ。川と海を往来する一年間の生活と行動様式や「友釣り」に利用された独特のなわばり制など、興味深い生態をつぎつぎに解き明かす。綿密な野外調査にもとづく研究に、環境保全や文化史の視点をも加え、身近な自然の営みを情感豊かに語る。日本の動物生態学に一線を画した名著。
目次
- 1 アユ学入門—アユをなぜ問題にするのか
- 2 “なわばり”の社会—アユの友釣り
- 3 瀬と淵—川の環境とアユの生活
- 4 アユの生活史—川と海とを往来する
- 6 琵琶湖の“アユ苗”—石川千代松先生と生殖質連続説
- 6 アユの動物経済学とアユをめぐる人間の経済学—アユの人口問題
- 7 水産業のレベルを農業のレベルへ—アユの放流と養殖
- 『アユの話』以後
- アユの生活史—擬俳文
- アユと『アユの話』と私
「BOOKデータベース」 より